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【人生が変わる】ICL・眼内コンタクトレンズ手術体験、【ここには注意】

近視に悩んでいる方、そして「ICL(眼内コンタクトレンズ)」に興味のある方へ。

  • 手術は怖いの?
  • 日帰り手術って実際どうなの?仕事や育児で休めないけど手術はできる?
  • 高額だけどやる価値はあるのかな?

そんな疑問に僕の経験が参考になれば幸いです。


僕は1年7ヵ月程前、2022年11月にICL手術を受け、20年位以上のコンタクト生活に終止符を打ちました。
手術までの経緯や注意点、その後の生活について解説していきます。

ICL手術とは、レーシックとの違い

ICL手術は視力矯正レンズを眼内に埋め込み視力を改善する方法です。

レーシック手術に比べて

自分に合ったレンズで矯正できるので自然な視力を手に入れることができ、乱視や強度近視でレーシックが適用でない人でも矯正ができます。

また、老眼や眼の病気で治療が必要となった場合はレンズを取り出し、元に戻したり治療することができます。

劣る点としては、レーシックに比べて費用が高い傾向にあります。

適用条件

レーシックは、角膜の厚さ一定以上必要であり、強度近視の場合は手術ができない場合があります。

ICLは、レンズを入れるスペースが必要で、眼球内の細胞数も一定基準以上必要とされる場合があります。

それぞれ適用条件が違うので、まずは自分が適用できるかどうか術前検査が必要になります。
術前検査は無料で行っている病院も多いです。

アフターケアや保証条件、金額は病院ごとに違いますので病院選びは慎重に。

ICL手術の流れ

カウンセリングと手術前の検査

手術前のプロセスは、カウンセリングから始まります。ここで、手術可能かどうかの検査を受けることができます。
目の細胞の健康状態を検査し、レンズを入れるための目の空間の厚みを計測します。
これは、ICL手術を行うことが可能かどうかを決定する重要な検査で、私の場合はギリギリと言われました。

また視力、乱視、眼圧などもここで細かく検査をします。

レンズの最適な度数なども決定します。

手術の当日

手術の日は、1時間くらい前から瞳孔を開くための目薬や麻酔の目薬をして、リクライニングソファに横になってゆっくりと過ごすことになります。僕の場合は、待機の場所に何人も患者さんがいて、時間差で順番に案内されていく流れとなっていました。

手術が近づいてくると手術用の布を顔に張り付けていきます、このあたりから手術が間近に感じてドキドキしてきます。

手術室に向かう時間になると、眩しさで視界が見えず1人で歩くのは困難な状態になっています。
そのためスタッフが手を握ってゆっくりと案内してくれます。


手術はリクライニングチェアで行われ、目の前の光を見つめ続けるよう指示されます。
黒目の上側を切開し、目の上側からレンズを挿入します。
レンズを入れる際には少しの鈍痛がありましたが、耐えられないほどの痛みではありませんでした。
視界が下に押されるので、少し上を見るイメージで目が動かないように注意されます。


右目の手術が順調に終わった後、左目の手術に進みました。
しかし左目はレンズを入れ終わってからもしばらく終わりません、、、

「血が止まらないねー」「縫合セット持ってきて!」との声が聞こえ、一瞬焦りましたが、縫合するには至らず一安心しました。

手術自体は20分程度だったかと思います。

手術後は、術前に待機したリクライニングソファで休憩し、問題がなければそのまま帰宅となります。
まだこの段階でも視界は眩しく歩きづらいです。
帰宅後もスマホの画面などが眩しく感じ、スマホの画面はまともに見えない状況でした。
目はジンジンとした痛みがありましたが、気にならない程度でした。
消毒のため目薬を1日5回のペースで点すように指示があります。

術後のこと、視力の変化

術後はすぐには視力が完全になるわけではありませんが、徐々に目に馴染んでいきます。
術前の視力は0.02程度でコンタクトをして1.0程度でしたが、術後落ち着いてからは片目で1.2ずつ、両目で1.5まで回復しました。

物心ついてからは視力が1.0すらもあったことなどないので、視力の数字に感動です。

術後は、1週間保護メガネを着用する必要があります。
術後3日間は洗顔や洗髪、シャワーに制限もありました。
レンズがずれる可能性を考慮し、一定期間は激しい運動も避けるように言われました。


術後の検査は、次の日、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後、と定期的に検査を受ける必要があります。
僕は3年保証をつけたので、2年後、3年後にも検査となります。

術後の注意点

僕は手術後の数時間後には仕事に行きましが、当日はやはり厳しかったです。
事務作業であればなんとか…といった感じでしたが、PCの画面が眩しく感じ、集中力を維持するのが難しかったです。

個人差になると思いますが、接客業等の方など仕事に支障が出る可能性がある方は、手術当日の復帰は難しいと思います。
1日、2日程度は休息があると安心です。

また特に大変だったこととしては、夜の車の運転です。
術後半年程は、光を見ると視界に光の輪が出ます。最初の1ヵ月は特にですが、トンネルの照明や車のテールランプが特にまぶしく、運転に集中できない程に見えづらいことがあります。3ヵ月くらいまでは運転にも注意が必要かと思います。

ICLのコストパフォーマンス

視力についての希望と現実

術前には「どうせやるなら2.0にしてほしい、一番強くしてほしい」と思っていましたが、実際には限界があることを知りました。
強くしたくても、それぞれの人には許容度があり、度数の高いレンズを入れればいいわけではないそうです。
また強い乱視であれば矯正ができるのですが、弱い乱視の場合は矯正することで逆に見えづらくなるらしく、その辺りは妥協が強いられます。

コスパ

僕がICL手術を受けたときは、両目で60万円くらいでした。

それを踏まえた上で、
僕がICL手術を選んだ最大の理由は、毎日のコンタクトの手間からの解放でした。
毎日コンタクトを入れたり取ったりする手間、目が乾燥した時や疲れた時にゴロゴロする不快感、プールなどではゴーグルがないと泳げないなど、コンタクトのデメリットを考えたとき、ICLは価値があると感じたからです。


そして金額面では、デイリーコンタクトで毎月約5,500円くらいだったでしょうか。
ICLは60万円で、約9年で元が取れると考えていました。
そこに加えて、コンタクトのデメリット部分が一生無くなることを考慮したら、やって良かったとしか思いません。

ICLの金額はさらに下がってきているようです、医療ローンが可能な病院もあるので検討する価値はあります!
コンタクト代を毎月支払っていくのか、手術費用を払うのか、同じように支払いは発生しますが、

裸眼の視力という価値」も、「手間からの解放という価値」も、どちらが良い選択なのかは明白です。

まとめ

ICL手術は高額であり、手術は怖い部分もありますが、それに見合う以上の価値を手に入れることができます。

そして手術も日帰りで、仕事や私生活への支障も最小限にできます。

「視力の改善」というのは本当に生活の質を上げてくれます。それは、近視で悩み、今この記事をみているあなたにも想像ができると思います。


いや、想像を超えますよ!

目の手術となると怖い気持ちはもちろんです、なかなか勇気がでない方も多いと思いますが、人生の中で言えばほんの少しの時間です。

30分もあれば人生が変わる、そう思えば頑張れる気がしてきませんか?

僕の経験を通じて、この価値が伝われば幸いです。


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